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桐かおる(きり かおる)

【活字情報】
三十歳。九州、博多の生まれ。中洲の"赤マント"といやあ、ちったあ知られたアネゴだった。
高校を中退し、お定まりの家出をして、ストリップ一座に飛び込んだのが十年前。なぜ ストリップ一座を選んだかという弁がふるっている。
「・・・・だって、ストリップは女ばかりじゃない!よりどりみどりというところだからさ」
芸事にも熱心で、現在のレズショーをやるまえは、日舞、洋舞の基礎からみっちり叩き こんでいるという。
「ただ、舞台で、レズビアンを演ずるだけでは、お客さんに飽きられるわ。演る以上は演 技でなくっちゃ。レズショーにも"芸"があることを立証シテみせるの」
(略)
「ストリップ界の将来は、わたしたちでは、わからないわ。劇場側が企画するよりも、踊 り子のほうから、演しものをもって乗りこむ時代じゃないかしら。演しものに苦心してお 客さんの拍手がひとつでも多かったときは苦労した甲斐があったなあ、と喜び合いますよ。 ただ、舞台でオッピロゲて歩くだけじゃ、もらっているギャラの手前はずかしいもんね・・・」 と来たもんだ。
[週刊大衆 1971.1.14]双葉社より


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