ストリップショーそのものについてはもちろんのことだが、 私は彼女たちの生き方にたいへん共感している。 今の時代になぜストリッパーなのか。お金のためだけならもっと他に仕事がある。 しかし、彼女たちはストリッパーを選んでいる。 ステージに対する彼女たちの思い入れはかなりのものだ。 ステージの話になるとついつい熱くなって話が弾む。 「今回はここをこうしてみてるの」 「こんな衣装でこんな構成にしたい」などなど。 いつまでも話がつきない。 自分のまわりをかえりみると、これほど仕事に熱中している人間にはまずお目にかかれない。 あるストリッパーのなにげない言葉が忘れられない。 「私たちはお客さんに、夢を売ってんの!!」
[舞太郎](1996.03.14)