初めてストリップショーを見たときのことを覚えている。 スポットライトを浴びた女性の裸体を見たのはその時が最初だった。 ドキドキして性的興奮を覚えた。その時の私にとって衝撃的な“猥褻さ”だったのだ。 今はどうであろう。 毎年のべ数百人の裸体を見ている現在、ステージを見て性的興奮を覚えることはまずない。 猥褻さを感じることもない。 ドキドキすることもあるが、それは性的興奮からではない。 “慣れ”ということもあるであろう。 しかし、それよりも興味の対象が変化してきたからだと思う。 初めて見たときと現在とではステージを見る観点が大きく違う。 これは程度の差こそあれ、他のストリップファンにも共通していると思う。 ステージを見て毎回性的興奮を覚える人はまずいないであろう。 ストリップを「性風俗だ」と言う人もいれば「芸術だ」と言う人もいる。 私はどちらも正しいと思う。要はステージを見て何を感じているかだ。 それによって意見も異なる。
[舞太郎](1996.03.26)