7/28、久しぶりに浅草ロック座に行った。 現在、日付が変わって、7/29になり上野のカプセルホテルの中にいる。 最初この文章を『浅通』向けの劇場レポートとして書こうと思ったが、 あまりにとりとめがないものになりそうだったので、 こちらの「ひとり言」に書くことにした。 ストリップファンの間では、今月のステージは評判が良くない。 私も最初に見た時は、何か物足りなさを感じた。 ところが二度三度と見ているうちにモヤモヤと別の思いが込み上げてきた。 結構楽しいのである。 そして、今回はいつもの浅草とは違う視点で見ている自分に気がついた。 例えば、普段は群舞の時、誰かの動きを集中的に目で追っていた。 ビッグネームのスターやお気に入りの踊り子さんを目で追っているのである。 私を含め、ソロステージを見慣れているストリップファンは 同じような見方をしているのではないかと思う。 ところが今回は誰を追うでもなくぼんやり全体を見ていた。 するとなんだかとても奇麗で楽しいのである。 浅草ロック座のようなレビュー形式のステージは、 こうやって見るものなのだと今頃気がついた。 ちなみにストリップファンではない知人が たまたま今回のステージを見ていたので感想を聞いたところ 「奇麗で楽しかった」と言っていた。 浅草ロック座が目指しているのはたぶんこういう方向で、 そういう意味では成功していると思う。
[舞太郎](1996.07.29)