ストリップショーほど、いろんな観点からの楽しみ方ができるモノは珍しい。 はじめはみんなスケベ心や興味本位でスタートする。 ところがスケベ心や単なる興味本位で見ているだけではふつうはすぐに飽きてくる。 そこからその人によって進む道が違ってくる。 「なんだ、こんなものか」とそこで終わってしまう人。これが一番多いかもしれない。 たまにビール片手に劇場のすみでひっそり楽しむ人もいるだろう。 運良く踊り子さんと仲良しになって、 踊り子さんとのコミュニケーションにはまり込む人もいるだろう。 テープやタンバリンなどで応援することに喜びを感じる人、 「あーだこーだ」とウンチクをたれて、 評論家やベテランを気取る人などなどさまざまである。 どれかのコースというわけではなく、ウェイトバランスは違うにしろ、 複合してそれぞれ思い当たることと思う。 これは悪いことだと言うつもりはなく、要は楽しめれば良い。 しかしこれについても何年もやっていると、余程鈍い感性の人でない限り飽きがくる。 私は欲張りな性質なので“その先に”ついて考えたいし、語り合いたい。
[舞太郎](1996.10.12)