舞台の袖からファンが投げるリボンは踊り子さんにとっても嬉しいことであろうし、 お客の立場からも奇麗で楽しい。 今回はこの応援グッズの華、リボン(布)について書いてみる。 ただしリボンについてはタンバリン以上に人それぞれのこだわりがあり、 千差万別なので舞太郎の場合ということで読んで欲しい。 先週末東京に行った時、浅草橋のシモジマ・ギフトラップ館に寄って来た。 ここは私がいつもリボンを買う場所だ。 18mm×50Mで600円から700円位のものを買った。 以前は24mm幅をメインに使っていたが最近は18mm幅のモノを使っている。 また、値段については過去に大きな失敗をしたことがある。 はじめ、地元の手芸屋さんに行き買った。 リボンの値段なんてまったく知らなかった私は 1M200円、30M巻で6000円もするモノを大量に買って使っていた。 人と比較のしようがない地方在住の私は、何の疑問も持たなかった。 今から考えると恐ろしい。 一人の踊り子さんに投げるリボンの値段が10万円・・・・なんて計算になる。 さて次のステップは、買ってきたリボンを劇場の大きさや使い方によって 適当な長さに切り揃え切った先端がほどけないようにする。 私の場合は瞬間接着剤を少量付ける。 このままだと固くなってしまうので乾いたあと少しほぐす。 後は巻き取って出来上がり。 巻き取りの方法は手動ドリル(模型用の小型タイプ)か 電気髭剃りなどを改造したものが一般的だ。 私は主に手動のモノを使っている。 投げる時の話だが、連続して投げる時は24mm幅のモノは6個、 18mm幅のモノは8個を同時に掴んで投げる。 一発だけの場合はプラス2個ぐらいだ。 これも人それぞれで手の大きさや場合によって違う。 中には50mm以上の太いものを1個ずつ投げる時もある。 最後に注意事項を纏める。 ・投げていい劇場かどうか確認する。禁止の劇場も多い。 ・投げていい人かどうか確認する。 これはちょっと難しいがほとんどの踊り子さんはOKだと思う。 しかし嫌がる踊り子さんも少なくない。 ・踊り子さんを傷つけない。 特に新しいリボンを踊り子さんの体に掛けたりすると、 切り傷を付ける場合がある。これは絶対×。 ・踊り子さんにぶつけない。 リボンの端を掴み損ねて、 巻いたままのリボンが踊り子さんに直撃、なんていう事故も度たび見掛ける。 当たり所が悪いと怪我をする。 コンタクトの人の目に当たったなんて話も聞いたことがある。 ・他のお客さんに迷惑をかけない。 程度の問題もあり、これが一番難しい。 投げたリボンがお客さんに掛からないように注意したり、 リボン巻き取りのためにロビーを占領したりしないというのが、特に注意する点である。 最後の最後にひとこと。私はあまり投げない。 リボンを巻き取る間、ステージを見られないのは辛いからである。
[舞太郎](1996.10.23)