擬似ハーレム

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 男尊女卑だと叱られるかもしれないが男の夢は何といってもハーレム。

半裸の美しい娘をまわりに侍らせ、ゆっくりくつろぐ。

安らかな気持ちでつぎつぎと繰り広げられるショーを眺める。

男なら誰でも夢みる情景だろう。


 現実問題として昔からこんなことを味わえるのは、

選ばれたごく一部の人間だけで私のような凡人では夢のまた夢。

今までもそして将来も私がハーレムにいることは絶対ない。


 しかし考えようでストリップ劇場はハーレムに近い状況を私に与えてくれる。

つぎつぎと美しい娘が裸体で踊って微笑みかけてくれる。

客観的に見ればみんなのために舞い、みんなに微笑みかけているだけなのだが、

私の気持ち次第でそんなことは無視できる。


「彼女達は私の為に・・・・」と勝手に思い込んでしまえばそこはもうハーレム。

ちょっと危険な考え方かもしれないが空想の世界だけなら誰にも迷惑をかけない。


 女性が屈強な男性に憧れるのと同様に男性は美しい女性に憧れる。

美しい女性がまわりにいるだけで幸せな気分になれる。

たとえそれが自分のものにならなくてもだ。

それも裸体となるとその存在のみで安らいだ気分になれるのは不思議ではない。


 ストリップにハマる原因の根底にはこういった心の働きがあるのだと思う。


[舞太郎](1996.12.27)


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