二週間ほど前、仕事仲間からメールが届いた。以下はその抜粋である。 ---ここから----------- 話題の映画、インディペンデンスデイを観てきました。 政治的な話をするのも大人げないという感じの、 「星条旗よ永遠なり映画」です。で、本題です。 ヒーローのひとりである空軍のパイロットの恋人がストリッパーなのです。 彼女と、彼女らが助けたファーストレディとの間に以下のような会話がありました。 ファ「職業は?」 ス 「ダンサー」 ファ「バレーの?」 ス 「裸で踊るのよ」 ファ「ごめんなさい」 ス 「いいえ、わたしは仕事を誇りにしてるわ」 ---ここまで---------- 観に行かねばと思いながらなかなか時間がつくれず、本日やっと観てきた。 彼が述べている通り、まさしく「星条旗よ永遠なり映画」だった。 また娯楽用のSF映画だということを差し引いても、 出てくるテクノロジーのお粗末さに苦笑の連続であった。まったくクサイのである。 SF映画なら、 現代の最高水準のサイエンステクノロジーに 空想部分を上積みするくらいの配慮がほしい。 これだけの大金をかけて作った映画なんだから、 技術的なアドバイザーだってつけていると思うのだが・・・・と、 ブツクサ文句を言いながらも実際には結構楽しめた。 ヴィヴィッカ・フォックスが演じるストリッパー、ジャスミン。 映画の中の彼女はまさしく私が知っているストリッパー像そのものだ。 大統領夫人のマリリンも大統領補佐官のコンスタンスも、 ストリッパーのジャスミンもそれごれ立派で魅力的な女性である。 しかし、冷静に考えてみるとなんか引っかかる。 ストリッパーの扱いがどうも引っかかるのだ。 被害妄想かもしれないが「ストリッパーという卑しい職業だけど・・・」という 逆説的に利用されているような気がする。 いくら美しい扱われ方をしてもその根底に「ストリッパーの割には・・」とか 「ストリッパーだけど・・」という考えが流れていると、 それはストリッパーを最も侮辱することになる。
[舞太郎](1996.12.28)