遠征、そして宿泊

[INDEX]
 ストリップにはまると近くの劇場だけではなく、遠くの劇場へも行く機会が増える。

初めてのそれも遠方の劇場へ行く時はいろいろ不安もある。

交通手段は何が良いのか、何を持って行けば良いのかなどなど。

お金をたくさん持っていればどうにでもなるが貧乏な時はなおさら不安である。

これも経験で多くの失敗を繰り返して自分のスタイルができてくる。


 今回は宿泊について私の場合を書いてみる。

お金を持っている時はもちろんホテルに泊まる。少し苦しい時はカプセルホテル。

私は最もこのパターンが多い。一泊3,000円〜4,000円程度。

少し値段を押さえたい時はサウナ泊。一泊1,500円〜2,500円程度。


 サウナが見つからない時などは、オールナイトの映画館や木賃宿も使う。

映画館にはベッドはないが九分九厘、席は空いているので眠ることはできる。

木賃宿は日雇いの肉体労働者の方が常宿としている所で、

入る時には少し勇気がいる。

しかし、使ってみるとなかなか居心地が良い。

ただし貴重品は身につけて寝るなどの注意が必要。

ほとんどはフロントで預かってくれない。

こういう所はフロントと呼べる場所自体無い所もある。

値段はどちらも一泊2,000円程度。


 さてさて極貧の時の究極の宿泊はやはり野宿である。

こういう場合の私の常宿は駅である。

気に入った場所でただゴロンと寝転がって寝てしまえばそれで完了。

もちろん無料である。ダンボール箱や新聞紙があれば快適である。

しかし最近の駅は清掃が行き届いていて、

ダンボール箱も新聞紙も落ちていない時が多いので注意が必要。

数年前、真冬の仙台駅でどちらも見つけることができず、

しかたなしにそのまま寝たら凍死しそうになった。


「そこまでしてストリップをみる必要があるのか?」と

思われるかもしれないが「必要はある」のである。

入場料はあっても宿泊費がないという状況は、

ストリップ病に罹った人ならごく普通のことだ。


[舞太郎](1997.01.05)


[INDEX]