芸術性−その2

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「芸術的なステージとは?」

これも難解な問いである。

私は「ストリップは芸術である」と言い切ってしまうことに物凄く無理を感じる。

いろいろ意見があるとは思うが芸術にとって最低限必要な要素もあるはずだ。

それについて一点だけ述べる。


 それは「芸術とは“性”に依存しない存在である」ということである。

男性のみが「芸術的である」と言っても、

女性が同様の評価をしないかぎりそれは芸術とは言えない。


 若い女性の裸体は男性にとっては“芸術”かもしれないが、

大方の女性は「男の人はこういうのに“美”を感じるものなのね」

という感想を持つようだ。


 こういった意味から、

私は総じて今のストリップショーを“男性用娯楽伝統芸能”と位置付けている。


 ストリップ劇場のお客のほとんどが男性である現在、芸術への道は険しそうである。

[舞太郎](1997.07.08)


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