私は場内がすいているときによく席を移動する。 まずは正面から観る。正面が基本。 いちばん照明が綺麗で音のバランスが良いということもあるけど、 踊り子さんがステージ構成を考える上で想定しているお客の視線の定点だからである。 これは踊り子さん自身がステージを確かめるためのステージ・ビデオが、 100%正面から撮られていることからも想像できる。 ただ、実際のお客の視線はいろんな方向からである。 それがストリップショーのひとつの特徴でもあると思う。 劇場にもよるが、お客の視線はほとんど360度方向からなのだ。 正面より、むしろ横からの視線の方が多い劇場もある。 なかには後ろ、そう本舞台の上に客席がある劇場もある。 私が場内を移動するのは文字通りいろんな角度から楽しみたいからなのだ。 踊り子さん側からすれば全方向からの視線に応える、 これもステージ構成の重要なポイントであることは間違いない。
[舞太郎](1999.9.25)