HPタイトル

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 昨夜、二代目舞太郎が私の部屋にやってきた。

彼は私の隣の隣の部屋に住んでいる。

二人とも会社の敷地内にある寮で生活しており、

かなり抵抗を感じているが“同じ屋根の下”の関係である。

しかたがない。


  ちょうど、このHPのタイトルの文字を作っていた時で、

「いやぁー、1時間もかけてやっと完成したよ」と私が言うと、

彼はディスプレイを覗き込み、きょとんとしている。

「この文字のグラデーション、苦労したよ」と続けて言うと、

「えっ、これ何で描いたのですか?」と聞き返してきた。

私は、

「ペイントブラシでドットを一個ずつ描いた」と胸を張った。

彼は唖然とし、

「こんなの一瞬でできるソフト、いくらでもありますよ」

『こんなことも知らないのか?  馬鹿みたい。

  これでもコンピュータの技術者なんだろうか?

  こんな人に私はついて行って大丈夫なんだろうか?』

「いやぁー、たいした根気ですね。 誰も手で描いたなんて思いませんよ」


(註:『』部分は、彼が心のかなで思ったことを推測して書き足した。)


  目が痛くなるほどの苦労をこんなふうに言われると、とても悔しくなった。

 ぜんぜん関係ないけど、前日、Tちゃんに頂いたサイン色紙を彼に見せ、

彼を羨ましがらせ、彼も悔しがらせてから部屋を追い出した。


 ちょっとだけ、スッキリした。


[舞太郎](1998.10.29)


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