思い出

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 昼食の時、クラムチャウダースープを飲もうとしたら、

咳込んでしまって“喉ちんこ”を火傷してしまった。ひりひりする。

本当の“ちんこ”でなくて良かった。本当に良かった。



 ふと、十数年ほど前のことを思い出した。

バイト先のレストランで、ズボンの前の部分に熱湯をかけてしまい、

“ちんちん”に火傷を負ってしまったのだ。

痛いのなんのって言葉では表わせない。

ズボンの上からホースで水をかけて冷やし、急いでトイレに駆け込んだ。


 パンツを脱ぐと、あら無残、水脹れになっていて一部皮もむけていた。

(もともとむけていたけど・・、見栄じゃないってば。)


 あまりの痛さに腰を引いた格好でタクシーに乗り、そのまま病院へ向かった。


 診察台の上でパンツを脱いだ時、若い看護婦さんは

「まぁっ!!」と、意味不明の言葉を発した。


男性のお医者さんも

「こりゃ、痛そうだ。かわいそうに・・」と同情してくれた。


 そのあと若い看護婦さんは、僕の“ちんちん”をつまみながら薬を塗ってくれた。

普通ならとっても気持ちよさそうなシュチエーションなんだが、

その時はそれどころではなかった。


 包帯を巻きながら彼女はまた意味不明のことを言った。

「だいじょうぶですよ。伸び縮みする包帯で巻いときましたから・・・」


「ありがとうございました」と、僕はお礼を言った?


 あの当時はまだ新品同様の僕の“ちんちん”はこうして傷モノになってしまったのだ。
 

 悲しい出来事を思い出した昼休みだった。


[舞太郎](1998.1.8)


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