「あんたはいったい誰の客なの?」「いったい誰がいいの?」 今までに踊り子さんやお客さんから何度もなんども言われ続けた言葉である。 こういう質問には、 「みんな好き、私はストリップのお客」と答えている。これが本心なのだ。 恋愛対象を選ぶのならひとりに絞る必要もあるだろう。 しかし、ストリップショーを観るのにそんな苦しい選択はしたくない。 「浮気者」とか「いい加減な奴」だと言われるたびに、頭を掻いてヘラヘラしている。 それで良いと思っている。 「かっこいい!!」っと感動させてくれる踊り子さんもいれば、 ほのぼのと暖かい気持ちにさせてくれる踊り子さんもいる。 笑わせて、楽しくさせてくれる踊り子さんもいれば、 「かわゆい!!」と、おじさんの心をくすぐる踊り子さんもいる。 その存在そのものが私を石にしてしまう踊り子さんまでいる?? (ドキドキ、ハーハー、苦しい!?) 「どれが一番か?」って、そんなの選べない。 やっぱり、「みんな好き、私はストリップのお客」 優柔不断なのは、わかっているって。
[舞太郎](1998.3.17)