最近、レンタルDVDを借りて家で見始めると、以前に見たものがあったりする。 CDを借りてきてダビングしようとして、 ふと自宅のCD棚に同じCDがあるのを見つけ愕然とする。 歳のせいか病気のせいか、こういう過ちが増えてきた。 本や雑誌も、すでに持っているものを再び買ってきたりする。 「あーもったいない、これでポラが一枚買えたのになぁ」と本当に悔しい思いをする。 少し前、本屋で自分が興味を持っている分野(医学)のコーナーに 新刊が積まれているのを見つけた。 表紙を見ると、その分野の第一人者である著名な先生が編集者であった。 ぱらぱら中を覗きながら、 (こんな本が出たんだ、ちょっと高いけど買って勉強してみよう)と、 一大決心をして購入し、持ち帰って読み始めた。 一番興味のあるところから読もうと、 目次から選んでそのページを開いたとたんに変な感じがした。 見慣れたグラフや表が載っているのである。 執筆者をみると、なんとそこには私の名前があった。(もちろん本名、笑) それでもと、裏表紙の執筆者一覧を確認したが、 確かに、偉い先生方の名前と並んで貧相な私の名前が載っている。 (しまったぁ)と思ったが時すでに遅し。 当然、それを読んでも勉強にはならないし、 購入したその日に、出版社から同じ本が郵送されてきた。 これ一冊でポラが何十枚買えたかと思うと、本当に本当に、そして本当に悔しい思いをした。 どうせ印税なんか入んないし、劇場で使った方が有益で楽しいのに。
[舞太郎](2003.10.19)