息子が走れなくなった。 小学校5年生の息子は、地域の少年野球チーム、 少年バレーボールチームに所属し、 小学校一年生の時からスイミングスクールにも通っている。 勉強はどうだかしらないけど、スポーツだけは頑張っていた。 今から思うと数ヶ月前から前兆があった。 バレーボールチームではセッターを務めていたが、 突然レギュラーからはずされたと聞いた。 そのときは、「また頑張ればいい」と軽く励ました。 また、少し前に「最近走るのが遅くなった」と聞いた。 周りの子の成長が早くて、相対的にそう感じるのだろうと考えていた。 ところが事態はもっと深刻になってきた。 一ヶ月程前に、チームのコーチや、学校の先生から 「少しおかしい」と言われるようになった。 本人に訊くと、「痛みはないが、思うように足が動かない」とのこと。 発症年齢はすこし過ぎているが、男の子だし、 「もしかして、筋ジス?」と心配になった。 病院で精密検査を受けた。 最近では、まったく走ることはできなくなり、 脚気診断のときにやる、膝を叩く検査でも、 反射がない状態にまでなってしまった。 自宅玄関前のわずかな階段をのぼるだけで辛そうである。 今日、家内からメールが来て新年早々から入院と決まったらしい。 筋ジスではないようだが、それと同等の深刻な病気である可能性が出てきた。 まだ、はっきりしないがもしそうだとすると、徐々に運動機能が麻痺するらしい。 治療方法によっては、回復する可能性も僅かながらあるようだが、 薬代だけで月額数百万円という話も耳にした。(註1) こんな大変な状況なのに、 「息子が成人したらどうやって劇場に連れて行けばいいんだ」などと、 まじめに考えてしまっている。 自分自身の頭の調子も悪く、今まで以上に大変な人生になりそう。 註1:後でわかったがいろいろ補助制度がありお金の問題はなくなった(2005.01.05)
[舞太郎](2004.12.27)